壊れた椅子（イス）のイラスト

窓につけてある古びたカーテンの隙間から陽の光が差し込む。
その光が当たっている箇所だけ、変色が止まらない。

これは、空き家となった家屋に佇む、悠久の時を超えて来た椅子である。
数十年前に製造され、オーナーを何度か変えて数十年使用された。

元々はダイニングテーブルセットとして、ダイニングテーブルとセットで売られていた。
セットである他の椅子やテーブルは、数年前にはぐれて以来消息が不明である。

脚が折れた、壊れた椅子。
壊れたテーブルと相性が良い。
配置すれば、風景が一気に古びた情景になる。

脚が折れているので、普通に座るのは危険である。
それでも使用する場合は、残り全ての脚を取り去って、座椅子として使う方法もある。

しかし、ガタつく上にアンバランスなので、おとなしく新しいものを購入することをオススメする。

処分の際は急いでいないのであれば、市区町村に問い合わせてみるといい。
急ぎの場合は回収業者に依頼すれば、業者によってはピザのデリバリー並のスピードで回収しに来てくれるだろう。
もちろん、どちらの場合も有料なので、無料で処分できる方法（自治体の無料回収サービスなど）があればそちらを選びたい。