汚れた液晶テレビのイラスト

十数年前に買われた、当時非常に高額だったテレビ。
技術が進んだ今では、高機能でより大きな画面のものが当時と同じ金額で売られている。

ある日、このテレビを新品で購入した男が、買い替えに伴い、中古家電専門店へ店頭買取をしてもらいに行った。
しかし、無料での引き取りと査定され持ち帰り、他店へと持ち込んだ。
何店か回ったが、有料での引き取りや無料での引き取りばかりだったので、男は落胆した。

電化製品は、購入した当時は高かったものでも、数年で価値は落ちてしまう。
近年は物を処分するのにもお金がかかるので、売り時や処分時は注意が必要である。

このイラストは古い建物内や中古家電を販売している場所に配置するとしっくりくる。

ところで突然だが、あなたはドラマや映画、アニメやテレビゲームはお好きだろうか。
そしてお好きな方も嗜む程度の方も、人生の内でテレビを見ている時間を計算したことはあるだろうか。

平日は1日に1〜2時間、週二回の休日は4時間程度テレビを見るとして（おそらくこの程度では収まらないだろうが・・・）、1日平均2時間テレビを見たとする。その場合、1年間で730時間だ。
そして、人間には睡眠というものが必要不可欠である。
1日8時間の睡眠をするとなると、1日16時間しか活動していない計算となる。
730を16で割ると、一年間で45日半もテレビを見ていることとなる。

単純計算、8年生きるとその内1年間はテレビを見るためだけに生きていた時間だ・・・恐ろしい。